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2025年6月2日14時7分ごろ、タイ北部チェンマイ県プラオ郡でマグニチュード4.5の地震が発生しました。震源の深さはわずか1キロメートルと非常に浅く、周辺の少なくとも5つの県で揺れが感じられました。タイ政府メディアNNTが伝えています。
今回の地震は、地域を南北に走る「メーターフォールトシステム(Mae Tha Fault System)」に沿った活動によるもので、地殻の引き伸ばしに伴う「正断層型」の断層運動が確認されています。
揺れは、チェンマイ県のプラオ郡、ファーン郡、チエンダオ郡、メーテーン郡、サンサーイ郡、ドーイサケット郡、サラピー郡、メーワン郡、メーアイ郡、ムアン(県都)郡のほか、メーホンソーン県パーイ郡、ランパーン県コーカー郡、パヤオ県ドークカムターイ郡でも観測されました。
現時点で建物の損壊やけが人の報告はなく、地震観測部門および鉱物資源局、関連機関が今後の余震に備えて引き続き監視を続けています。震源が極めて浅いため注意が必要とされており、住民には今後の地震情報に注意するよう呼びかけが行われています。
タイ北部は複雑な断層地帯に位置しており、地震活動が比較的活発な地域とされています。
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