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米価格の高騰を背景に輸入が急増!タイ「ジャスミンライス」をおいしく味わう”ご家庭でタイ料理”

2025年5月18日 配信

 タイカレーの発売から25周年を迎える総合食品メーカーのヤマモリ株式会社 (本社:三重県桑名市、社長:三林圭介) は、昨今の日本米の価格高騰を背景に需要が急伸しているタイ米の1種・ジャスミンライスのおいしさを理解いただくために、手軽でありながら特長を生かした相性の良い料理と食べ方をご紹介します。

■タイからのジャスミンライスの輸入量が急増

日本米の価格高騰の影響で、外国産米の輸入量が増えています。日本への外国産米の輸入量は第1位アメリカ、第2位がタイ(※➀)。タイ王国から輸入されるタイ米においては特に、ジャスミンライス(タイ香り米)において傾向が顕著にみられ、2025年第1四半期(1-3月)には前年同期比で162.3%と急伸(※➁)しました。

 タイ料理の普及でより本格的な味が求められるようになった市場のニーズから、ジャスミンライスの輸入量は年々増加傾向にありました

(2023年3,523.61t→2024年4,819.11t/137%増※➁)が、今年になっての急伸長の背景には、日本米の高騰を受けてご家庭内での日本米の代替として採用されたり、これまで日本米を使用していたタイ料理など外国料理レストランの切り替えで需要が伸びたことなどが考えられます。

※➀公益社団法人 米国供給安定確保支援機構 

※➁Thailand’s Trade Statistic

■ジャスミンライスとは

Thai jasmine rice in wooden bowl on wood background

 「ジャスミンライス」はタイ産の長粒米(インディカ米)の品種名です。「香り米(タイ語で「カオ・ホーム・マリ」)」とも呼ばれ、タイ米の中でも高品質な品種として知られ、タイレストラン等で主に使用されています。透き通るような白さ、炊飯すると芳しい香りが漂い、粘り気が少なくモチモチ・サラサラした食感と甘みのある味わいが食欲を誘う、タイを代表する高級米です。

 日本米とは異なる魅力があり、それを存分に味わうためにはぜひ、タイ米の中でも高品質なジャスミンライスを試されることをお勧めします。

ジャスミンライスをおいしく炊き上げるには、お米は軽く洗う程度、炊飯器の早炊きモードでの炊飯がおすすめです。

しっかり研いだり浸漬したりする必要がなく、思いついたらすぐに炊けることもご家庭ではうれしいポイントといえます。

■ジャスミンライスに合う料理

 タイではジャスミンライスを代表とする長粒米(インディカ米)が主食ですが、日本の食卓、いつものメニューでも十分においしく召し上がっていただけます。タイで一般的に食べられている長粒米のおいしい食べ方をご紹介します。

【スープやカレーと一緒に】

 タイの名物ともいえる彩り豊かなお惣菜(カオ・ゲーン)屋台。お客様は1種ではなく、お好みのお料理をいくつか選び、ごはんに載せていただきます。炒め物や煮物など、メニューは様々ですがトムヤムクンなどのスープ類、グリーンカレーに代表されるタイカレーもおすすめ。それぞれのお料理のおいしさに加え、いくつものお料理がお皿の上で味がまじりあって複雑さが増すのもの醍醐味の1つです。日本のご家庭でも、レトルトのタイカレーをいくつか開けて食べ比べをすれば手軽にタイ気分が味わえます。

【炒飯】

 パラっと仕上げたい炒飯にも、ジャスミンライスは相性抜群です。米に粘り気が少ないから、ご家庭でまるでお店のような炒飯が楽しめます。米のおいしさを楽しむために具はシンプルに、仕上げにナンプラー(タイの魚醤)を使うと香ばしさが引き立ちます。

【炊き込みご飯】

 タイなど東南アジアで鶏肉からとったスープで炊き込むチキンライス(タイ語でカオマンガイ)が大人気です。しっとりと茹で上げた鶏肉、スープの旨みをしっかりと吸ってふっくらと炊き上がったごはんにピリ辛ソースを添えたカオマンガイはそれだけで1つのレストランができるほど人気があり、タイの人々は自分の贔屓のカオマンガイレストランに足しげく通います。

 また、南部地方には「カオモッガイ」というカレー風味のスープで炊き込む郷土料理などもあり、炊き込みご飯はタイ全土で食べられています。カオモッガイを日本で楽しむ場合はタイカレー(イエローカレー)を使ったアレンジレシピがおすすめです。

【お粥/雑炊】

 お粥/雑炊もジャスミンライスを使った定番メニューです。日本同様にタイでも体調が悪い時に食べられますが、それ以外にも朝食や夜食としても人気があり、登場シーンの多いメニューです。シンプルに味付け無しで炊いた白がゆに濃い味のおかずをいくつも添えたり、豚肉やシーフードでボリュームたっぷりの1食完結メニューにしたり、様々な味・スタイルで楽しみます。

■毎日の食卓にジャスミンライス

 お米を主食とする日本とタイですから、お料理は米に合うことが食の基本。日本でも親しまれるメニューもたくさんあり、食の共通点も豊富です。日本米とタイ米はそれぞれに特長があり、どちらも素晴らしいことを理解した上で、特長を生かした料理を楽しんではいかがでしょうか。

 ヤマモリ株式会社は、2000年よりレトルトタイカレーの発売を開始して以来、日本にタイの食文化のすばらしさをお伝えして今年で25周年を迎えます。取り扱うタイフードはレトルト、調味料などの23品目に及び、公式サイトではそれらを楽しんでいただくアレンジレシピを公開しています。

ヤマモリはこれからも日本の食卓にすばらしいタイの食文化を紹介してまいります。

ヤマモリタイフード 公式サイト

<ヤマモリタイフード ラインアップ>

【ヤマモリとは】

1889年三重県で創業して136年、老舗の総合食品メーカーです。醤油醸造業としての祖業以来「変革への挑戦」を続け、様々な業界初の技術及びマーケティングの革新を通じて、変化する市場のニーズを常に汲んだ取り組みを行ってきました。膨大なレシピベースと経験が支える「おいしさ」を礎にした”エンターテインメント&健康”をコンセプトにした商品の開発でお客様のスマイルを創造する企業として活動しています。

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