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2023年10月4日、タイ・バンコクのスワンナプーム国際空港から台湾・桃園国際空港へ向かうタイ・ベトジェット航空の便に、乗客がネズミを機内に持ち込んだとSNSで拡散されました。
スワンナプーム国際空港は、事件発覚を受けて、警備会社の従業員による荷物検査の映像を調査。その結果、ネズミを持ち込んだ乗客は2人の外国人であることが判明しました。
乗客は同日午後1時45分頃、X線検査機で荷物検査を受けました。X線検査担当者は、何か異常なものが写っているのではないかと疑い、別の従業員に荷物を開けてもらい、危険物や禁制品が含まれていないか確認するよう指示しました。しかし、その従業員は荷物を開けず、乗客をそのまま機内に通してしまいました。
スワンナプーム国際空港は、荷物検査のシステムは正常に機能しており、禁制品の検査手順も明確に定められていると強調しました。しかし、今回の事件は、荷物を開け検査するという手順を従業員が怠ったことが原因であるとしています。
スワンナプーム国際空港は、事件を重く受け止め、荷物検査を担当した従業員を直ちに業務停止処分にしました。また、調査の結果、従業員が手順を怠っていたことが確認されれば、法に基づいて処分するとしています。
スワンナプーム国際空港は、タイ人、外国人問わず、動物や動物の死骸をの国内外への持ち込みは違法であることを、改めて注意喚起しています。ペットを持ち込む場合は、適切な許可を取得するようにしてください。違反した場合は、タイの法律と外国の法律の両方で、罰金または禁錮の対象となる可能性があります。
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