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日本でタイ産マンゴスチンが安く買えるようになる?

2023年7月22日 配信

現在、タイが日本にマンゴスチンを輸出するには、害虫(ミバエ)駆除のための蒸熱消毒が必要になっています。それが2023年8月までに、蒸熱消毒を使わない方法でマンゴスチンの輸出ができるようになるのだとか。



日本の農林水産省の植物防疫病害虫情報には、マンゴスチンについて以下のように示されています。

マンゴスチンの栽培地域には 、日本が輸入禁止対象害虫としているミカンコミバエ種群が分布 していることから、植物検疫上の理由により当該地域からのマンゴスチン生果実の日本への輸入は禁止されていた。しかしながら 、タイ産マンゴスチン生果実については 、当該ミバエを完全に殺虫できる技術(蒸熱消毒)が確立されたことから 、公聴会等の輸入解禁手続を経て平成15年4月から輸入できるようになった。
タイ産マンゴスチン生果実の輸入に際しては 、現地における日本側検査官の消毒確認等が必要であり、消毒等に関する日本向け輸出条件を満たしたもののみが輸入を認められている。現地の免税売店・土産物店等で一般に売 られているマンゴスチン生果実はその輸出条件を満たしていないことから 、日本への持ち込みは従来どおり一切できない。タイ方面に旅行される方は注意をお願いしたい。

タイ国営メディアNNTによると、タイ国際貿易振興局局長が、日本は現在、マンゴスチン輸入対策を改善中であることを明らかにしました。タイ産マンゴスチンを蒸熱消毒を必要とせず輸入できるようになり、2023年8月にも開始予定とのこと。

日本は2022年に、タイから82.4トン(1,300万バーツ相当)のマンゴスチンを輸入しましたが、蒸熱消毒が必要なくなった後は、それが年間300トンになると見込まれています。さらに近い将来には、数千トン規模に拡大すること考えられています。

 

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