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タイは7年間の交渉を経て、調理済みアヒル肉製品のオーストラリアへの輸出を開始しました。最初の20トンがタイから出荷され、最初の年には約1,200トンの調理済みアヒル肉がオーストラリアに送られる予定です。タイ公営メディアNNTが2023年6月13日に伝えています。
タイ農業協同組合省と食品メーカーのチャロン・ポカパン・フーズ(CPF)は2023年6月12日、調理済みアヒル肉製品のオーストラリアへの初出荷を祝いました。タイからオセアニアの国への調理済みアヒル肉の輸出は初めてとなります。
タイとオーストラリアは2016年から交渉を続けており、タイ政府と民間企業の協力が成功したことで、タイは世界で初めてオーストラリアに調理済みアヒル肉の輸出を許可された国になりました。
最初の出荷は、20トンでした。現在、タイは最初の暦年で約1,200トンをオーストラリアに輸出し、約4億バーツの収益を見込んでいます。
CPFのCEOであるプラシット氏は、今回の出荷は、タイ企業が世界クラスの農産物を生産する能力を反映していると述べ、オーストラリア自体も、すぐに食べられるアヒル肉製品への需要が高まっている潜在力の高い市場であり、現在のあひる肉の消費量は年間約5万トンであると述べました。
CPFは、ドイツ、イギリス、EU、日本、シンガポール、ニュージーランドなど、いくつかの国際市場にアヒル肉製品を輸出しています。同社は、オーストラリアに500〜600トンのアヒル肉を輸出することを目標としており、アヒル肉のグリル、アヒル肉の細切り、アヒル肉の小麦粉巻きグリルなどから構成されています。
■Thailand starts exporting cooked duck meat to Australia|NNT
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