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タイ映画協会連盟、ボイコットを受けて「スパンナホン賞」のノミネート基準を再変更

2023年4月2日 配信

タイで最も権威のある映画賞でタイ版アカデミー賞とも言われる「スパンナホン賞(สุพรรณหงส์)」のノミネート基準が、ボイコットを受けて変更です。



タイ映画協会連盟(The National Federation of Thai Film Associations、สมาพันธ์สมาคมภาพยนตร์แห่งชาติ)は2023年3月31日、「第31回 スパンナホン賞」の新たなノミネート基準を発表しました。

【ノミネート基準(3月31日発表)】
・2022年1 月1日から2022年12 月31日までに上映され、劇場で上映された60分以上のタイ映画。
・2022年中に少なくとも7日間、映画館または商業映画上映の会場で上映されたもの。

タイ映画協会連盟は先日、「少なくともバンコク、チョンブリ、チェンマイ、ナコンラチャシマ、ナコンシータマラートの5つの都県で上映。または、視聴者が50,000人を超えている必要がある」との新基準を発表しました。しかし、この基準が「大手の映画館を優遇している」「インディーズ映画を排除している」などとして、多くの映画監督、作家、俳優、その他の映画業界の人びとが反発し、ボイコットを表明していました。

多くの反発を受けてタイ映画協会連盟は、「少なくともバンコク、チョンブリ、チェンマイ、ナコンラチャシマ、ナコンシータマラートの5つの都県で上映。または、視聴者が50,000人を超えている必要がある」との基準を撤回しています。

 

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