タイは山火事の季節、野焼きで禁錮・罰金も

タイ政府は、野焼きを防止する取り組みを強化しており、火事を起こした者には禁錮刑が科される可能性があると警告しています。2023年2月21日のタイ国営メディアNNTが伝えています。

この動きは、北部地域の大気質が危機的なレベルに達し、PM2.5 の粉塵の測定値が安全限界を超えていることから生じています。森林火災は、北部の大気汚染の主な原因として挙げられています。

国立公園・野生生物・植物保護局の事務局長代理であるAthapol Charoenshunsa氏は、タイが山火事の季節に入ったと述べました。彼は、エルニーニョ現象により、今年の山火事シーズンは通常の3月下旬または4月の終わりを過ぎて5月中旬まで続く可能性があると付け加えました。

現在、国立公園内の森林地帯を焼き払った個人に対する罰則には、4年から20年の禁錮、または40万から200万バーツの罰金が科されます。森林火災に関連する刑事事件は、年間約100件処理されます。

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