猿を捕獲し近隣諸国のレストランに販売、タイ人男2名逮捕

タイ北部ナコンサワン県で2023年2月16日、カニクイザルを捕獲し、近隣諸国のレストランに販売しようとしたタイ人の男2人が逮捕されました。

ナコンサワン県バンポットピサイにある寺院ワット・カオノーは、カニクイザルがいることで有名な観光地。容疑者らは、その場所で捕獲した猿を近隣諸国のレストランに売るつもりだったと自供しており、1匹あたり最高10万バーツの売り上げを期待していたようです。

容疑者らは、麻酔を発射して猿を眠らせて捕獲しており、当局は9匹を保護しましたが、1匹は衰弱して死亡、1匹は犬に襲われて死亡しました。残りの猿は2月17日の朝に野生に戻されました。

ワット・カオノーで猿の餌を売る業者は、ここ数年、密輸業者が猿を捕獲して売っているため、猿の数が激減していると述べました。親が連れ去られ、赤ちゃんが餓死することもあるそうです。

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