オーストラリア、9体の仏像をタイに返還

©タイ外務省

タイ外務省は2023年1月26日、オーストラリアから返還された仏像9体をタイ文化省芸術局に引き渡しました。

9体の木彫りの仏像は大きさが10～15センチほどで、オーストラリア人のMurray Uptonさんが、1911年からこれらを所有していた父から譲り受けたもの。仏像の価値を認識しているMurray Uptonさんは、タイに引き渡したいと在キャンベラタイ王国大使館に申し入れました。

返還式は、タイの古美術品を海外からタイに持ち帰るという外務省と芸術局の使命の一環として行われました。外務省は、長年にわたりタイの工芸品をタイに持ち帰るために協力してくれたとして、文化省芸術局に感謝の意を伝えました。

また、Murray Uptonさんがタイの古美術品の重要性を認識し、9体の仏像をタイに寄贈してくれたことにも、外務省として感謝の意を表しました。

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