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タイでは2022年6月9日より、大麻が麻薬リストから削除されました。しかしTHC含有量が重量の0.2%を超える大麻抽出物は依然として麻薬指定されており違法です。
そんな中でタイ保健省医療科学局 (กรมวิทยาศาสตร์การแพทย์、Department of Medical Sciences)スパキット局長は6月22日、THCの量が法定制限値の0.2%を超えているかどうかをわずか15分で検査できるキット「Test Kann」を開発したと発表しました。
局長は、まず「Test Kann」1万5000個を関係機関に無料で配布し、商業生産のために民間企業に技術を移転すると明らかにしました。
ただし、検査でTHC含有量が重量の0.2%を超えて陽性となった場合でも、元の結果を確認するために追加の検査が必要になります。
THCの含有量が0.2%を超えると、検査装置のCの位置に赤紫色のバーが表示されます。CとTの両方の位置に赤紫色のバーが現れたら、それはTHCのレベルが法定制限内であることを意味します。
また、検査キットはあくまでスクリーニングのための道具であり、検査結果はラボテストでの確認がない限り、法的手続きには使えません。
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