プーケットのマスク着用拒否する外国人旅行者、取り締まり強化で逮捕も

新型コロナウイルス、特にオミクロン株の感染拡大が続くタイ。「サンドボックス」で外国人旅行者の受け入れを続けているタイ南部のビーチリゾート・プーケットでは、2022年1月19日の発表で、1日で確認された新規の陽性者の数は383人でした。

そんなプーケットでは現在、公共の場所でもマスクを着用しない外国人旅行者が少なくないのだとか。そこでプーケット当局は、マスクをしない旅行者に対して、断固とした法的措置を取ることを明らかにしました。

報道によるとプーケット入国管理局長は1月19日、感染対策の要件をより厳格に執行することを決議したと述べました。またプーケット県知事は、22カ国のプーケット領事に対し、自国民にマスク着用の義務付けを伝えるよう要請したこと表明し、「違反者は逮捕・起訴されるでしょう」と語っています。

プーケット県知事は1月7日に、飲食や運動をするとき以外は、外出時には常にマスクを着用するよう命令を発出。この命令に違反した場合、感染症法に基づき2万バーツ以下の罰金、さらに新型コロナウイルス対策で発令された緊急事態の行政令に基づき4万バーツ以下の罰金か2年以下の懲役、またはその双方が科されます。

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