夜間外出禁止令違反の覚せい剤男、「お母さんが恋しい」と泣き叫ぶ

タイ中部サムットソンクラーム県は、新型コロナウイルスの最高度厳格管理地域「ダークレッドゾーン」に指定されているため、夜9時から早朝4時までは外出禁止となっています。

タイ警察は2021年8月11日夜9時半頃、サムットソンクラーム県のメークロン市場に設置された検問所で、夜間外出禁止命令に違反してバイクで走行していた45歳の男を逮捕しました。

警察官が、男に所持していた財布の中身を見せるように頼んだところ、男は「母親が恋しい」とコントロールが効かないほど泣き叫び始めました。その後男の財布からは、1錠あたり30バーツで購入したという覚せい剤の錠剤・ヤーバー14錠と覚せい剤の結晶・アイス具合7グラムが入ったビニールの小さなパケット7袋、そして空のパケット50袋、吸引具が見つかりました。

男は、緊急法令違反と覚せい剤所持等で、法的措置が取られることになります。

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