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観光客に人気の南タイの人魚像が破損、2年前には爆発事件で破損

2020年12月27日 配信

タイ南部ソンクラー県にあるサミラービーチのシンボルといえば黄金の人魚像「ゴールデン・マーメイド」。毎日沢山の観光客が人魚像のもとを訪れ、人魚像の膝に座り、時には膝の上に立ち上がり、記念撮影を楽しむのですが・・・。



2020年12月26日の報道によると、潮風や海水による影響もあるのか、以前より人魚像の膝には亀裂があったようですが、2ヶ月ほど前から本格的に破損がはじまり、今では直径15センチほどの穴があいてしまいました。

ちなみにこの人魚像が設置されたのは1966年。“タイの詩聖”と呼ばれる大詩人であるスントーン・プーによる叙事詩「Phra Aphai Mani(พระอภัยมณี)」に登場する人魚がモチーフになっています。

ソンクラー・サミラービーチの黄金の人魚像「ゴールデン・マーメイド」

なおこの人魚像ですが、今回の破損が報道された丁度2年前の2018年12月26日、ビーチに仕掛けられた爆弾が爆発し、尾の部分が破損してしまったのです。その時は、専門の技術者による修理で元の状態に戻されたそうで、今回もキレイに元通りの美しい人魚像に戻ることでしょう。

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