ピピ島マヤベイで発見されたジュゴン死す、背中に船のスクリューによる傷

©プーケット海洋生物学センター

国際自然保護連合（IUCN）の絶滅危惧種に指定されているジュゴン。タイ南部の海域では約250頭が生息していると言われています。

2020年10月26日の朝、タイ南部クラビ県ピピ・レイ島のマヤベイに浮かんでいるジュゴンが、国立公園スタッフにより発見されました。

ジュゴンは10歳から15歳くらい、体長1.7メートル、体重155.5キロのメス。背中には長さ約20 cm、幅7 cmの船のスクリューで傷つけられたキズがありました。

ジュゴンはすぐに保護され、プーケット海洋生物学センターの獣医チームらが治療を行いましたが、死亡しました。後の検査で、右肋骨8本が骨折していたことが明らかになっています。

ピピ・レイ島 マヤベイ

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