日タイ外務大臣が電話会談、日タイ関係の強化やバンコクでのデモなどについて

外務省によると2020年10月22日午後3時半から約1時間、日本の茂木敏充外務大臣とタイのドーン・ポラマットウィナイ・タイ王国副首相兼外務大臣とが電話会談を行いました。

電話会談の内容は、外務省のウェブサイトに掲載されています。日タイ関係の強化やバンコクでのデモ、さらに両国間の往来について会談が行われました。

1　冒頭、両大臣は、タイにおける内閣改造に伴うドーン大臣の副首相兼任及び日本の新政権誕生に伴う茂木大臣の再につき、それぞれ祝意を表明し、茂木大臣から、菅総理大臣の下でも引き続き日タイ関係を強化していきたい旨述べました。

2　また、茂木大臣から、多くの日本人及び日本企業が活動するバンコクでデモの状況を注視している旨述べるとともに、邦人の安全確保についても要請し、タイの民主主義が発展する形での秩序回復を期待する旨述べました。これに対し、ドーン副首相から引き続き邦人の安全確保に協力したい旨発言がありました。

3　加えて、両大臣は、両国間のレジデンストラックによる人の往来の活発化を歓迎し、今後ビジネストラックの早期開始に向けて、引き続き連携していくことで一致しました。

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