バンコクのデモ激化はアイドルイベント開催にも影響

プラユット首相の退陣と王政の改革などを求めて、若者らが中心となって行われている反政府デモ。これに対応してタイ政府は2020年10月15日早朝、非常事態宣言を発出して集会を禁止としました。しかし引き続きデモは実施され、10月16日には、警察がデモ隊を放水にて強制排除する事態になっています。

一連の動きを受けて、バンコクで開催される各イベントにも影響が出てきています。

まず10月17日（土）にMBKセンターで行われる予定だった、アイドルイベント「IDOL EXCHANGE」のチケット販売が延期になりました。10月16日（金）に強制排除が行われたのは、MBKセンター前です。

さらに10月17日（土）・18日（日）に開催予定だったBNK48の劇場公演「最終ベルが鳴る」が延期となりました。
BNK48の一部メンバーらは、これまで反政府デモについて指示を伺わせる発信をSNSで行っていましたが、非常事態宣言発出後、今度は発信が出来ない旨を一部メンバーが投稿しています。一部では、BNK48の運営会社が政治的な立場を発信する投稿を許可をしなくなったと伝えられています。

なお、10月17日（土）の「ドンキモールトンロー」でのアイドル９組が出演するライブイベント「Siamdol Festival 2020 : 3rd Anniversary IDOL Super Live」は、予定通り開催されます。

関連記事

新着記事