タイ人患者が北海道旅行を隠蔽し感染確認遅れる、2月20日にXJ621でタイへ帰国後に発症

北海道に旅行したことを隠してバンコクのB.Care Medical Centerで診察を受けて、2020年2月23日に肺炎で入院したタイ人男性が、後になって北海道を旅行していたことを告白。新型コロナウイルスの検査を行ったところ、陽性であったことが明らかになりました。

男性は2月20日に、エアアジアXJ621便で北海道から帰国。その後発熱でB.Care Medical Centerで診察を受けましたが、その時は「海外旅行をしたことがない」と答え、2月23日に肺炎と診断され入院しました。

翌日になって肺の専門医が改めて男性に、海外旅行をしたか尋ねましたが、男性は再び否定。しかしその後、男性は海外旅行を認めたため隔離となり、新型コロナウイルスの検査をしたところ、陽性であることが確認されました。

B.Care Medical Centerによると、男性が渡航を隠蔽・否認しため、30人以上の病院関係者が濃厚接触し、感染の危険にさらされたと発表しています。

［追記］
一緒に北海道旅行をした妻、日本に行っていない孫も感染し、タイで確認かれた新型コロナウイルスに感染者数は40人になりました。

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