タイ入国禁止のロシア人男、ルーマニアのパスポートでパンガン島へ戻る

かつてハッピーなヒッピーに人気だったタイ南部のタイ湾に浮かぶパンガン島は、今では多くのリゾートホテルも建設され、健全な観光客の集うリゾートアイランドとなっています。サムイ島からボートで約30分と、アクセスも悪くありません。

そんなパンガン島でタイ警察は2019年5月31日、ルーマニアのパスポートでタイに入国した、ロシア人の男を逮捕したと発表しました。

各報道によると実はそのロシア人の男、2016年にタイから強制送還になり、入国管理局のブラックリスト入りし、現在はタイ入国禁止中の身だったのだとか。しかし今回、名前をSERGEY MILENTIYからSERGIU MILENTIIに変更した、ルーマニアのパスポートを入手して、2018年9月7日よりタイに再び戻ってきていたのです。そして男はパンガン島を目指しました。

それから8ヶ月後の5月9日、ロシア人の男の宿泊したパンガン島のホテルで、入国管理局により身元を調査されることとなり、逮捕に繋がりました。ロシア人の男は、再び強制送還となる見込みです。

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