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札幌市内で女性が麻疹発症、バンコクかパタヤで感染の可能性

2018年7月26日 配信

札幌市は2018年7月24日、市内で20代の女性が麻疹(はしか)を発症したことを発表しました。女性が発症したのが7月16日で、6月15日から7月13日まではタイ旅行でバンコクとパタヤを訪れていたとのこと。タイで麻疹に感染した可能性が高いようです。



なお2018年に入り、愛知と埼玉でもタイ渡航後に麻疹を発症した例が報告されています。

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以下に札幌市のプレスリリースを転載します

 

麻疹(はしか)患者発生について

7月 23 日(月)、札幌市内の医療機関から札幌市保健所に麻疹(はしか)患者の発生届の提出があり、札幌市衛生研究所で病原体検査を実施したところ、陽性と判明いたしました。当該患者は海外渡航先で感染した可能性があるため、海外渡航を予定される方に対し注意喚起を行うとともに、当該患者と接触した方は麻疹に感染する可能性があることから、各医療機関および市民へ注意喚起のために情報提供を行います。

1 患者情報
20 歳代、女性

2 患者確定までの経過
6月 15 日(金)~7月 13 日(金) タイ(パタヤ、バンコク)へ渡航
7月 16 日(月) 発症(発熱等)
7月 23 日(月) 市内医療機関A、Bを受診
同 日 市内医療機関Bより麻疹患者(臨床診断例)として届出札幌市衛生研究所による病原体検査の結果、麻疹と検査診断

3 保健所の対応等
保健所では、医療機関A、Bにおける感染防止対策および接触者への連絡状況を確認し、感染防止に努めている。

4 今回の麻疹に関する注意喚起
(1) 発熱、発疹等の症状から「麻疹」が疑われる場合は、医療機関に「麻疹かもしれない」ことを事前に連絡の上、必ずマスクを着用し、速やかに受診してください。また、受診の際は、周囲の方へ感染を拡げないよう、公共交通機関等の利用を控えてください。
(2) 海外渡航する際は、麻疹にかかったことが明らかでない場合、渡航前に麻疹の予防接種歴を母子健康手帳などで確認し、2回接種していない場合もしくは不明な場合は、抗体検査、予防接種を検討してください。

https://www.city.sapporo.jp/hokenjo/f1kansen/documents/300724_measles.pdf

 

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