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タイには「จับปูใส่กระด้ง(チャップ・プー・サイ・クラドン)」という言い回しがあります。じっとしていない人たちをまとめたり、おとなしくさせたりするのが非常に難しいことを表します。タイ王立学士院辞典では「じっとさせるのが難しい」という意味で説明されています。
「กระด้ง(クラドン)」は、米などを選別する際に使われる、竹などを編んで作った平たく大きな円形の道具です。
そこへ生きたカニを入れても、カニはじっとしていません。あちらこちらへ動き、縁から外へ出ようとするため、一か所におとなしく留めておくのは大変です。
そんな光景から「จับปูใส่กระด้ง」は、動き回る人たちをまとめたり、秩序を保ったりするのが難しい状況を表す言葉として使われます。特に、元気に動き回る子どもたちをおとなしくさせようとするような場面でイメージしやすい表現です。
ポイントは「大勢をまとめる」ということ自体よりも、じっとしてくれない相手を制御するのが難しいというところにあります。
「จับปูใส่กระด้ง(チャップ・プー・サイ・クラドン)」の「จับ(チャップ)」は「捕まえる」、「ปู(プー)」は「カニ」、「ใส่(サイ)」は「入れる」、「กระด้ง(クラドン)」は米などの選別に使われる平たい竹製の道具です。
文字通りには「カニをクラドンに入れる」という意味になります。日本語のタイトルでは、その形が伝わりやすいように「カニを竹ざるに入れる」としました。
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