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タイのことわざ「ヘビを叩いてカラスに食わせる」

2026年9月26日 配信

タイには「ตีงูให้กากิน(ティー・ングー・ハイ・ガー・キン)」という言い回しがあります。自分が労力をかけて何かをしたにもかかわらず、その成果や利益が自分には返ってこず、別の人のものになってしまうことを表します。タイ王立学士院辞典では「自分のためにならないことに労力を費やし、その利益が他人に渡ってしまうこと」と説明されています。



「ヘビを叩いてカラスに食わせる」とは?

自分が苦労してヘビを叩いたのに、そのヘビを食べるのは自分ではなく、やって来たカラス――という状況をたとえた表現です。

ポイントは、単に「努力が無駄になった」というだけではありません。自分が労力を費やしたにもかかわらず、その結果として生まれた利益を別の人が手にする、というところにあります。

たとえば、自分が苦労して準備した仕事なのに最終的な成果を別の人に持っていかれたり、自分が手間をかけて作ったものから他人だけが利益を得たりするような状況です。

タイ語では?

「ตีงูให้กากิน(ティー・ングー・ハイ・ガー・キン)」の「ตี(ティー)」は「叩く」、「งู(ングー)」は「ヘビ」、「ให้(ハイ)」は「~させる・~に与える」、「กา(ガー)」は「カラス」、「กิน(キン)」は「食べる」という意味です。

文字通りには「ヘビを叩いて、カラスに食わせる」となります。

※出典
Longdo Dictionary「ตีงูให้กากิน」(タイ王立学士院辞典)