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大宮アルディージャ~Rajpracha Thailand FC時代の軌跡を辿る旅(1)

2019年8月5日 配信

大宮アルディージャ~Rajpracha Thailand FC時代の軌跡を辿る旅(1)

大学を卒業して2年間在籍した“NTT関東SC → 大宮アルディージャ”、そして現役最後の一年間をプレーした“Rajpracha Thailand FC(ラパチャ)”。コラム名を“軌跡を辿る旅”としているが、大宮時代は全くと云っていいほど活躍出来なかったし、ラパチャ時代は病気をしたり洪水になったりで、1年を通して集中してサッカーに取り組めなかった…軌跡なんて皆無に等しいので、おこがましい表題となってますが…。



大宮アルディージャ時代、俺の1つ上に“鉄人”と云われた選手がいた。“岡本隆吾”現大宮アルディージャU-15(U-14)コーチ。個人的には背番号24を受け継がせて貰い、彼が長く背負った背番号5番は、俺の佐川時代の番号と一緒…こじつけであるが、勝手に親近感を持たせていただいていた先輩でした。その隆吾さんから「7月下旬にタイに行く」とメールが届いた。

Jintan U-15 Asean Dream Football Tournament 2019。東南アジアのアンバサダーを務める木場昌雄氏が立ち上げた“タイからJリーガーを”をコンセプトにしたJDFAの活動の一環として、毎年行われているジュニアユース世代のトーナメント。こちらの大会へ大宮アルディージャU-14 チームが参戦するという。そこの会場がBangkok Thonburi University…一時期ラパチャが練習場として使用していた場所だという。でも当時グランドはデコボコで、仮設スタンドが付いていた程度、「あんなとこで大会が行われるのかなぁ」なんて思いながら、でもこんな事が無い限り足を踏み入れることはないだろうから、息子を誘って“軌跡を辿る旅”へ出た。

俺がラパチャへ在籍した2011年、残念ながらこのチームはプロと呼べる環境では無かったように思う。「16時から練習」というと16時にパラパラとグランドへ表れて来て、実際に始まるのは16時半くらいから、送り迎えをしてくれていたスタッフは「居残り練習するなら先に帰るから…」と。これが俺には物凄くストレスだったから、自分でグランドへ通えるようにバスを乗れるようにした。毎日片道1時間半~2時間、車内でタイ語を勉強してたっけ。

BTSヴィクトリーモニュメント駅から515番のエアコンバスに乗る…とその前に、長旅になるのでドリンクと朝ごはんを購入。「Milk Tea with Peals(タピオカミルクティー)」@Hana…安いし旨しっ。竹筒を使ってもち米を蒸して作る「カオラーム」、これおやつとしてお薦め。

usit Zoo、動物園のパンフレットの表紙にレッサーパンダを使っていたが、実際こちらでは飼育して居なかったという…何度か家族で訪れた思い出の動物園は(知ってはいたけど)閉園してました。これはこれで寂しいね。当初はこんな感じの大きな動物園でした。

相変わらずエアコン効き過ぎ、エアコンバスを利用する際は羽織るものを忘れずにっ!! ホームゲームが有るとこのバスに乗って家族でスタジアムへ通っていた。残念ながら息子は当時2歳、あんまりというか殆ど覚えていない様で…でも俺がタイでプレーしていた時の話に興味を持ったみたいで、サッカー談義をしている内にあっという間に試合会場へ到着した。

8年ぶり。そうそう、この橋を渡って…「あれっ!?スタジアムになっている!!」Bangkok Thonburi Universityは、21世紀になって作られた新しい私立大学というのは知っていたのだけれど、スポーツに特化した大学だったみたいで…こちらの大学のチームがBTU Unitedというチームにて3部リーグを戦っている様である。相変わらず芝生は雑草多めの凸凹グランドだったけど、息子は「こういうスタジアムでサポーターからの声援を受けてプレーしたい」と漠然とプロサッカー選手の夢を描き始めているみたい…(続く)

伊藤琢矢(いとたく)
アマチュアに拘りプレーを続けた20代。33歳でのプロ契約を期にJリーガーを目指す事に。大宮・岡山・北九州とJリーグ昇格に携わり、自身は36歳でJのピッチに立った。2011年よりタイに活躍の場を移した「夢追人」。https://www.thaich.net/itotaku
INSTAGRAM : https://www.instagram.com/bkkregista/
Facebook : https://www.facebook.com/takuya.ito.35

 

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