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いとたく、タイサッカー挑戦記 -2011~2012-

2018年8月2日 配信

2011年、タイリーグディヴィジョン1(2部リーグ)のRajpracha Thailand FCへの入団がバンコク生活の切掛け。来タイから現在までの話を自分の周りでは興味持ってくれる方が多く、実際その頃の話の取材を受けたりするので、このタイミングで書き記しておこうかなという試み。「いとたく、タイサッカー挑戦記」という事で、お楽しみください。



最初は引退するつもりでした。
98年に大宮をアウトになった時も2006年に佐川統合の際に弾かれそうになった時も、“実力も無いのによく頑張った”とセカンドキャリアを始める様に自分に言い聞かせても、心のどこかでまだやれるんじゃないかって思ってた。でもまた地方で何年かプレーして新たなスタート地点に立つので有れば、糞みたいに短い時間でも36歳でJのピッチに立ったし、Jリーガーとして引退した方が良いのかなって…。

2010年シーズン中に、早めに”Giravanz退団”をリリースして貰い、まわりからどんな反応があるか観察してみた。そしたら意外と“現役続行”を薦める意見が多く、色々な人と会って話したりしているうちに「じゃあ、トライアウトを受けようかな」という気持ちが芽生えた。でも、今思うと“現役続行”を決断出来ない自分の背中を押してもらおうとしていただけなのかもしれない。

2010年12月15日、長居スタジアムで行われたトライアウトに参加。久々の試合だったんだけど、自分の中では「まぁやれたかな」という感触はあって…「ウチでやらない!?」程度のオファーをJやJFLを目指しているチームから貰った。

「今まで本当に好き勝手にサッカーをやらせて貰ったから…自分にとってでは無く、家族にとって一番良い答えを出そう」と、ゆっくり考える事にした。とりあえず北九州の家を引き払って、家内の実家に家族で居候させて貰って…

トライアウトの時にタイを紹介するブースがあった。北九州の元チームメイトがタイでプレーしていたことも有り、また一緒にトライアウトを受けたチームメイトがタイ挑戦の意向を示していたので、一緒に覗かせて貰った…もともとタイ料理が好きで旅行でも訪れていたどころか、JFL選抜の遠征でも訪れていた土地。まぁ年齢の事もあるし家族の事も考慮してタイは無いかな。岡山の時も北九州の時も“家族一緒での挑戦”というのが我が家のルールだったから。俺の記憶は曖昧なんだけど、その時とりあえず選手登録シート的なものを書いたのかもしれない。

年末に突然メールが着た、「タイ挑戦は1月5日の出発となります』と…。
俺まだ行くと決めてねぇし、身体動かして無ぇし、嫁さん説得して無ぇしパニックになりながら…でもチームメイトの「いとたくさん、(サッカーを)辞めるのはいつでも出来ますよ」という言葉に胸打たれ、気付けばタイへ飛び立ってました。

伊藤琢矢(いとたく)
アマチュアに拘りプレーを続けた20代。33歳でのプロ契約を期にJリーガーを目指す事に。大宮・岡山・北九州とJリーグ昇格に携わり、自身は36歳でJのピッチに立った。2011年よりタイに活躍の場を移した「夢追人」。
いとたくブログ『夢追人』
Regista in Thailand