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スーパー姉ちゃんに一歩でも近づくために -バンコク姉弟の切磋琢磨を綴る-

2017年12月11日

スーパー姉ちゃんに一歩でも近づくために -バンコク姉弟の切磋琢磨を綴る-

俺には2人の姉がいる。無茶苦茶勉強が出来る長女の”はぁねぇ”と無茶苦茶運動が出来る次女の”いとち”。子どもの頃はそれぞれ”おねぇちゃん””ちぃちゃん”と呼んでいたが、いつ頃からか姉に”ちゃん”を付けて呼ぶのが恥ずかしくなり呼び方を変えていた。俺にとっては2人ともスーパー姉ちゃんである。



歳が近かった”いとち”は兎に角学校で有名な存在であった。俺は先生や先輩から”いとちの弟”的な目で見られるのが凄くプレッシャーではあった。「”いとち”の弟だから、(スポーツは)これ位出来るでしょ」と見られている様でね。だから廻りに認められる活躍をすれば、「”いとち”に一歩でも近づけるんじゃないか」という思いでスポーツには取り組んでいた。今思えば”はぁねぇ”に一歩でも…という気持ちで勉学に励めばまた人生違った道を歩んでたんかなぁ。

“いとたく家”のお姉ちゃんKIRARIは勉強も出来るしダンスも上手い。息子のRIONにはスーパー姉ちゃんに映っているみたい。俺にはRIONの気持ちが解る様な気がする。

RIONが出場するサッカーの大会に家内と娘はよく応援に行く。そこで兄弟を応援に来た女の子たちに「KIRARIちゃんも一緒に遊ぼう」と誘われるのであるが、「(RIONの)試合が観たいから」と…「RION、行け~っ」と応援する家内の傍で、ジ~ッと試合を食い入る様に観ているKIRARI。KIRARIにはRIONがどの様に映っているのであろうか。

俺がコーチを退いたタイミングでしばらくサッカーをやっていなかったKIRARIが俺に呟いた「また、サッカーやりたいな」。下手だけど兎に角ボールを一生懸命追いかけるRIONから熱いものが伝わったんじゃないかな。俺もRIONのプレーからいつも熱さを感じ取れ…好きなんだよね、下手だけど。

「姉ちゃんに一歩でも…」、目標があったから結果的にJリーガーになれたのかもしれない。 “いとち”には俺がどの様に映っていたのかなぁ、まぁ照れくさくて今更聞けないんだけどね。

写真は先日行われた”バンコクフットサルの祭典”ジラソーレカップの模様

伊藤琢矢(いとたく)
アマチュアに拘りプレーを続けた20代。33歳でのプロ契約を期にJリーガーを目指す事に。大宮・岡山・北九州とJリーグ昇格に携わり、自身は36歳でJのピッチに立った。2011年よりタイに活躍の場を移した「夢追人」。
いとたくブログ『夢追人』
Regista in Thailand
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