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第67回 元プロサッカー選手の視点から観たフットサルW杯観戦レポート

2012年11月13日

2012年11月13日 掲載

 2002年の日韓W杯の時に問題になった関係者への”チケットばら撒き問題”。同じ問題が現在タイで行われているフットサルW杯でも取り沙汰されている。インドアスポーツのため観客数に限りがあるのだけれど、チケット完売と発表になった試合の蓋を開けてみると8割の入りだったりと、ちょっと大会主催国としてのタイは合格点を付けられたものでは無い。決勝トーナメントの会場はなかなか決定出来ずに、両方の会場のチケットを抑える事を提案された方もいるみたい。まぁ予選ラウンドで100Bath~200Bath(300~600円)、決勝トーナメントから500Bath(1500円)と値段はタカが知れているのだけれど…(ちなみに日韓W杯の時のチケットは72000円でした)。気をつけてください、準決・決勝と会場が変更になっているが、13日までに変更手続きをしないとチケットが無効になってしまうんだとか…タイ側の一方的な決定、応急処置の仕方には本当にびっくりさせられっ放しである。

「フットサルW杯観戦レポート -リビア戦-」

予選ラウンド第3戦、我が日本は1敗1分けと勝利に見放されているものの、この試合をモノにすれば十分予選ラウンドを突破する条件を得られる大事な一戦。しかも強豪ポルトガル相手に最後まであきらめずにもぎ取った勝ち点1で波に乗っている状態、会場がバンコクから約30分のフアマーク・スタジアムに移った事で完全にホーム状態で戦える利もあった。

 過去2戦では前からのプレスに苦しめられ、そこからのミスで失点を繰り返していた日本が、この試合では高い位置からしっかりとディフェンス出来ていた。日本の殆どの得点がこの高い位置のディフェンスからのインターセプトにより生まれていた。

 ディフェンスの時、1人がかわされた時にフォローが入るまでの間がちょっと気になったのだけれど、まぁ快勝と云って良い内容…日本は今大会初勝利を挙げた。これで予選グループ3位をキープ、決勝トーナメント進出は間違いないであろう。

 ここからは1発勝負のトーナメント、勢いや運も必要となって来るであろう。そこで沢山の日本人が応援に駆けつけてくる日本は会場を完全にホーム状態に、選手を後押し出来る環境でプレー出来るので有利なのでは…!?バンコクでのサムライ(日本代表)の熱い戦いは続くのであった…。


伊藤琢矢(いとたく)

アマチュアに拘りプレーを続けた20代。33歳でのプロ契約を期にJリーガーを目指す事に。大宮・岡山・北九州とJリーグ昇格に携わり、自身は36歳でJのピッチに立った。2011年よりタイに活躍の場を移した「夢追人」。
いとたくブログ『夢追人』
Regista in Thailand
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