これは見事！ チェンライのゴルフ場「サンティブリ・チェンライ」

Go Golfの川又です。今回は初めてチェンライのコースの取材にいってきました。私自身も初チェンライでワクワク。

チェンライはバンコクから飛行機で1時間ちょっとで到着。

小さな空港、小さな街でチェンライ出身のアーティスト、チャルーンチャイ・コーシピパット氏が作った白いお寺、街の中心にある時計台、そしてそのお弟子さんが作った青いお寺、あとは大きなシンハー像で有名なシンハーパーク、茶畑、ゴールデントライアングル、黒い博物館、あたりが有名でしょうか。行ったついでにその他も含めて全部見てきましたが、タイに住んでるなら一度行くのもいいかなと思いました。

特に白いお寺（ワットロンクン）、青いお寺（ワットロンスアテン）は見事。

さて、ゴルフコース。

チェンライではウォーターフォード、ハッピーシティー、サンティブリチェンライと3つのゴルフ場に行きましたが、いやこれまた素晴らしいコースを発見してしまいました。

日本からタイにいらっしゃる方はなかなか行くことはないと思いますが、タイ在住の方、ぜひ、ぜひ、ぜひこれは行っていただきたい素晴らしいコース、それが「サンティブリ・チェンライ」。

事前に色々と調べてはみたものの、行ってみないと本当に分からないものです。ウォーターフォードは完全にローカルコース、ハッピーシティーは韓国人御用達の池多めのコースと、どちらも特にテンションがあがるほどのコースではなかったですが、このサンティブリは血湧き肉躍っちゃいました。

サンティブリといえばサムイにもありますが、設計者の友人も苦笑いしていた。斜面に無理やり作った超絶ハードコースなので、これとは全く異なるコースでした。

チェンライの街から近くて30分もかからないくらいで到着。タイっぽいクラブハウスはなかなか年季が入っていますが、クラブハウスから近くにある練習場はGood。

そしてコース。いやもう素晴らしいの一言です。チェンライでゴルフならここ一択。

設計は大好きなロバートトレントジョーンズジュニア。そして彼の名作をタイ人の設計家ピラポンさん（ニカンティ、パイナップル、プレザントバレー、サンティブリサムイ、シンハーパークコンケーン、ユニランドCなど）が2024年に約半年をかけてリノベーション。そりゃ素晴らしいに決まってますよ。本当に楽しかった。

バンコク近郊では見られない適度に楽しいアップダウンと共にロバートトレントジョーンズジュニアらしい絶妙で時に大胆なドッグレッグ、常に気になる場所に配置された池やバンカーのハザード達にもう痺れて痺れて、プレーしていて興奮が止まりませんでした。次はなんだ、次はなんだ？と想像しながらのラウンド。

視覚的なプレッシャーにどれだけ打ち勝てるか、また打ち勝てるだけの自信を持てるショットを選択しているか、技術だけではなくメンタルも問われるコース。

これぞゴルフの醍醐味を存分に味わえる18ホールでした。毎週プレーしたい。

しかもついたキャディさんが素晴らしいベテランキャディさんでマイ距離計ももっているので私は打つだけでいい状態。あそこに、何ヤード。いつもドンピシャのアドバイス。言われたところに打てるか、打てないか、それだけ。

プレーが終わり、この記憶があるうちにもう1回どうしてもプレーしたいと思い、すぐに帰りの飛行機を変更して次の日もラウンド。

キャディ指名はキャディフィーx2とのこと。そんなこと全く気にならないレベルの素晴らしいキャディさんだったので再度お願い。前日の私のショット全部覚えていたので、昨日ミスしたから今日はこっち打って、とかここは昨日と同じでOK、とか。番手も全部覚えてた。すごい。最高。

やはりコースを把握してからのプレーはもっと面白かったです。ここでプレーするなら2ラウンドはする前提の方がいいかと思います。

これは近いうちにまた挑戦しにきたいと思う素晴らしいコースでした。改めて設計家の匠の技に感銘を受けました。彼の設計したホアヒンにあるリンクス、ホイアナショア、兵庫のゴールデンバレーにまた行きたくなってしまった・・・・。