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バイク男二人旅~13県目は長い歴史を持つ古代都市☆ペッチャブリー編

2022年3月2日 配信

タイ全国一周、と言っても一気に回るのではなく、1ヶ月に1県を余すところなく回るという企画で、相棒は5歳の長男と愛車CB1100であります。


今月、と言いますか今年は諸事情あって月一ではなく不定期で回っていくことになったタイ全国一周第13県目は、長い歴史を持つ古代都市ペッチャブリー県!に行って参りました。ペッチャブリーまではバンコク(戦勝記念塔)から南西に168km、Googleマップでは2時間強と表示されるところ、今回は19時にバンコクを出発して21時半には到着しました。翌朝の雲海のために、この日は大人しく眠りにつくことに。

 

リトライ雲海 Khao Phanoen Thung

そう、雲海。前回のパヤオ編ではプーランカー森林公園での雲海が見れませんでしたので、今回はそのリトライの目的もあったんですね。しかもこのケーン・クラチャン国立公園の先はミャンマーという、これまでの「メコン川の向こうはラオス」というのとは、雰囲気の異なるロケーションでもありました。

日の出には間に合わなかったけど雲海!

ちなみにこのKhao Phanoen Thungの山頂へは、バイクでは行けません。一般には、ホテルからピックアップトラックを手配して行く流れとなるようですが、程よくチェックポイントにいたピックアップトラックに乗せてもらい、そこから2時間弱をかけて絵に描いたような山道を登るのでした。結果、日の出には間に合わなかったけれど、きれいな雲海を拝むことができました。

朝から全快ハイテンション

というのも、この国立公園が開園するのが朝5時からなんですよね。そこから2時間弱かかるので日の出にはまず間に合いません。そこで日の出を含めてKhao Phanoen Thungをじっくりと楽しむのなら、車で山頂にあるキャンプ場利用が良いかも知れません。

最近のはこのようなテントなんですね

山頂には売店があってコーヒー等はもちろん、軽食もあるので快適でした。また、山頂には免疫システムの改善を助ける”マイクロバイオーム”という微生物が含まれた土壌となっているようで裸足で歩くのがいいみたいです。

引用元:タイ国政府観光庁 >カオ・パヌーントゥン

大自然がそのまま点在

それにしてもこのケーン・クラチャン国立公園は、国内最大ということもあって見どころは色々とあるようです。帰り道には数か所で停車してくれて蝶々が集まるスポットや珍しい花が咲いているエリアなど案内してくれました。

国立公園内はバイクこそ爽快

ペッチャブリー県の道路事情はと言いますと(バイク乗りにとっては気になるところなので)県内を縦に流れるペッカセーム通りをはじめ、街中の道路は凸凹もなく、快適に走れます。ただし、ケーン・クラチャン国立公園に入るとところどころ凸凹道は存在するので多少の注意は必要でしょう。

 

やっと来れました Royal Cave

県内で最も重要な洞窟で旅の安全祈願

バンコクから日帰りで来れる距離である上に、度々ホアヒンに行く時など長い間気になっていたカオ・ルアン洞窟。思った以上に神聖な場所でありました。

 

ホテルにはあの名店が…! Cha-Am Beach

24kmにわたるチャアムのビーチ

あとは、ペッチャブリーと言えばやはり、チャアム・ビーチでしょう。ホアヒンと隣接している為に混同されがちですが、チャアムとホアヒンは県でその間を区切られているんですよね。ビーチ沿いにはいい感じのホテルが並んでいますが、チャアムはホアヒンに比べるとリーズナブルなイメージがあります。

ロビーの目の前に停めさせてくれました

ホテルは今回利用したThe Regent Cha-Am Beach Resort もよかったですね。ホテルサービスもさることながら何がいいって、あのピザの名店・PEPPINAがホテル内の、しかもビーチ沿いにあるんです。あの至高のピザはチャアムでも健在で、むしろビーチを目の前にいただくPEPPINAピザは最高でした。

 

年一のフェスティバル Phra Nakhon Khiri Muang Phet Fair

祭りのメイン会場が見えてきた!

そもそもなのですが、今回ペッチャブリー県を訪れたのは、この年一で行われるフェスティバルが一番の目的だったんですね。ペッチャブリー県が主催するこのお祭りは文化、伝統、芸術、郷土芸能を紹介するイベントで、今回2022年は第35回となる模様です。

山全体がメイン会場?

県が主催するだけに規模がなかなか大きく、現地は大変な賑わいでした。プラナコーンキリ国立歴史公園内の丘の上に立つ宮殿の建造物群は夜遅くまで開放され、ライトアップもあって幻想的でもあります。プラナコーンキリ国立歴史公園の周りには屋台がひしめいていて、コロナを吹き飛ばすくらいの活気を感じましたね。

20時半に上がるという花火を待つ少年

旅をしていて人気の観光スポットを回るのも勿論いいんですが、こうした地元のイベントに参加するのも旅の醍醐味ではありますね。というのも、その土地の街並みや文化を形成しているのは、やはりそこに住む人々であってその伝統であると考えた場合、地元の人々がこれだけいちどうに会するタイミングに訪れるのは貴重な体験です。今回はそれが県の主催であったがためにその規模も大きく、息子にも良かったと思います。

 

まとめ ~Kaeng Krachan National Park

ツーリングコースにはおすすめ

最終日はケーンクラチャン国立公園のもう一つのランドマークとされる吊り橋を見て回る大自然コースを経て、バンコクに戻りました。時間が許すならばあと数日はゆっくり回りたいと思える、バイク乗りにもおすすめな魅力あふれるペッチャブリー県でした!

※オレンジ=バンコク
※青色=今回訪れた県
※緑色=今までに訪れた県
※白色=まだ訪れてない県
※赤色=日本国外務省より渡航中止勧告

◆今回訪れた県:  ペッチャブリー
◆残りの県数:  60県(深南部3県は除く)
◆今回の走行距離:  707km
◆今までの累計距離:  12,460km

カリベトシオ(カーリー)
常識なんてクソ喰らえ!曲がったことは大きらい!議論は無用御免、男は黙って背中で語る!バンコク在住のNPO法人日本PR理事長、個人投資家、KARIBE (THAILAND) CO.,LTD.顧問、タイ龍馬会 会長。おもしろくいきましょう、おもしろく。粋華志義ブログ
suikasigi.com
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