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蚊を退治する殺虫剤を噴霧、白い煙がモクモク【バンコクの街角の風景】
先日タイ保健省は、デング熱の流行に注意喚起をしていました。どう注意すればよいかというと、蚊にさされないこと。デング熱やジカ熱やマラリアなどは蚊媒介感染症と呼ばれ、蚊に刺されることで感染します
年に数回やってくる蚊退治の人たち。「グォ～～～」という音とともに白い煙が近づいてくるの、ですぐにそれと分かります。白い煙が殺虫剤で、成分にデルタメトリンが含まれているのだとか。それにしてもダイナミックな噴霧ですこと。
いつも予告なしに突然やってくるので、近づいてくるのがわかったら、急いで洗濯物を取り込み、窓を締めます。白い煙を人間が吸い込んだら、どのくらい害があるかはわかりませんが、煙を浴びないのに越したことはありません。
デング熱とは
デング熱は、デング熱ウイルスを所持する蚊に刺されることで感染。突然高熱が出て、激しい頭痛、目や関節や筋肉の痛み、食欲不振、嘔吐、咳、皮膚の発疹などの症状があります。さらに血液循環系の機能不全、腎臓および肝臓の機能不全、さらには死に至る可能性があります。なお症状が重くなる危険性が高いのは、糖尿病、肥満、高血圧、心臓病、喘息、アルコール依存症などを持つ人々。
デング熱は、蚊に刺されなければ感染には至りませんので、屋外では虫よけを利用するなど、ご注意ください。
【蚊を発生させない予防策】
１，蚊がとどまらないように、家の周りをキレイに保つ
２，家の周りのゴミを掃除し、ゴミは黒い袋に入れて口を結び、ゴミ箱に捨てる
３，水が貯まる場所を閉じる、花瓶や鉢の水は毎週交換する
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