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タイ保健省がデング熱に警告、2022年1月に大人2人が死亡

2022年2月9日 配信

タイ保健省がデング熱に警告、2022年1月に大人2人が死亡

タイ保健省疾病管理局オーパース・カーンカヴィンポン局長は2022年2月8日、新型コロナウイルスに加えて、デング熱にも注意を払うように警告しました。1月にはデング熱で、37歳と40歳の成人2名が死亡したとのこと。


デング熱は、 2022年1月1日から2月2日までに193例が発見され、中部で最も多く、続いて北部、東北部、南部でもそれぞれ発生しました。

症例数が最も多かった地域はバンコク、サムットプラカン、ナコンパトム。症例数が最も多かった年齢層は5〜14歳で61例、続いて15〜24歳で48例でした。

 

デング熱とは

デング熱は、デング熱ウイルスを所持する蚊に刺されることで感染。突然高熱が出て、激しい頭痛、目や関節や筋肉の痛み、食欲不振、嘔吐、咳、皮膚の発疹などの症状があります。さらに血液循環系の機能不全、腎臓および肝臓の機能不全、さらには死に至る可能性があります。なお症状が重くなる危険性が高いのは、糖尿病、肥満、高血圧、心臓病、喘息、アルコール依存症などを持つ人々。

デング熱は、蚊に刺されなければ感染には至りませんので、屋外では虫よけを利用するなど、ご注意ください。

【蚊を発生させない予防策】
1,蚊がとどまらないように、家の周りをキレイに保つ
2,家の周りのゴミを掃除し、ゴミは黒い袋に入れて口を結び、ゴミ箱に捨てる
3,水が貯まる場所を閉じる、花瓶や鉢の水は毎週交換する

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