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タイのアンチフェイクニュースセンター(Anti-Fake News Center Thailand)は2026年11月6日、「ビールを飲むとコレステロール値を改善し、脳の働きを高め、風邪を和らげ、腎臓結石を予防し、骨を強くする」とする情報について、偽情報であると発表しました。タイ保健省保健局が内容を確認し、これらの健康効果を裏付ける十分な科学的根拠はないと説明しています。
今回、偽情報と判定されたのは、ビールに含まれる成分が健康に良い影響を与えるとする情報です。
具体的には、次の5つの効果が主張されていました。
1. コレステロール値を改善する
2. 脳の働きを高める
3. 風邪の症状を和らげる
4. 腎臓結石を予防する
5. 骨を強くする
保健局によると、これらの主張はビールに微量に含まれる一部の成分の働きを過大に評価したもので、アルコール自体が健康に与える悪影響を考慮していないということです。
保健局は、ビールに含まれるアルコールによって血液中の中性脂肪(トリグリセリド)が増加し、心臓病や脳血管疾患のリスクが高まる可能性があると指摘しています。
また、アルコールは脳細胞に悪影響を及ぼし、集中力を低下させることがあります。
風邪などで体調を崩しているときに飲酒すると、免疫機能が弱まり、回復に悪影響を与える可能性もあると説明しています。
骨への影響についても、保健局は注意を呼びかけています。
アルコールはカルシウムやビタミンDの吸収を妨げ、骨量の減少につながる可能性があります。その結果、骨粗しょう症のリスクが高まることもあり、ビールを飲むことで骨が強くなるという主張は適切ではないとしています。
また、ビールに腎臓結石を予防する効果があるという主張についても、十分な科学的根拠は確認されていません。
反フェイクニュースセンターは、食品や飲料に含まれる特定の成分だけを取り上げ、健康効果を強調する情報に注意するよう呼びかけています。
今回の発表は、ビールに含まれる成分すべてに健康上の働きがないと断定するものではなく、ビールを飲むことによって紹介された5つの健康効果が得られるという主張には、十分な根拠がないと指摘したものです。
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