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猛毒「カツオノエボシ」タイ南部クラビ県で確認、ランタ島とピピ島周辺で遊泳禁止

2026年6月6日 配信

タイ国立公園・野生動物・植物保全局は2026年6月5日、クラビ県の海域で猛毒を持つ「カツオノエボシ(Portuguese man-of-war)」が確認されたとして、観光客や事業者に注意を呼びかけました。

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カツオノエボシをめぐっては、6月1日にプーケットのマイカオビーチ周辺で確認され、シリナート国立公園が注意喚起を行っていました。今回新たに確認されたのは、クラビ県のムーコランタ国立公園と、ハートノッパラットターラー・ムーコピピ国立公園の管内です。

ムーコランタ国立公園では、レムトノット周辺の海岸で職員が巡回中、波で打ち上げられたカツオノエボシを確認。公園側は直ちに赤旗を掲げ、該当エリアでの遊泳を禁止しました。

また、ピピドン島周辺でも、アオリンやサームハートといった観光地で、海上を漂う個体や海岸に打ち上げられた個体が確認されました。これを受け、国立公園側は遊覧船業者や観光客への注意喚起を強化し、海岸の監視を続けています。

カツオノエボシは青や紫色の浮き袋を持ち、長い触手に強い毒を持つ海洋生物です。死んで砂浜に打ち上げられた状態でも毒が残ることがあり、触れると強い痛みや火傷のような症状を引き起こすおそれがあります。重い場合は呼吸困難や意識障害につながる可能性もあります。

当局は、海中や砂浜で見つけても絶対に触らず、写真撮影のために拾い上げることもしないよう呼びかけています。赤旗が掲げられている海域では遊泳を避け、砂浜を歩く際には履物を着用するよう求めています。

万が一触れてしまった場合は、すぐに海から上がり、患部をこすらず、呼吸や心拍の異常に注意しながら、速やかに国立公園職員やライフガードへ連絡し、医療機関で手当てを受けてください。

国立公園当局は、観光客の安全を最優先に、周辺海域と海岸の監視を継続するとしています。

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