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タイの映画会社ファイブスター・プロダクション(Five Star Production)は2026年5月21日、同社作品の無断転載や無許可アップロードに対して法的措置を取るとする声明を発表しました。
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声明では、『พนอ(パノー)』『พนอ 2(パノー2)』『พี่นาค(ピーナーク)』シリーズ1〜5作をはじめ、同社が著作権を持つすべての映画作品について、SNSやクラウドサービスなど各種プラットフォームへの投稿を禁止すると説明。映画本編の全部または一部を、許可なく自身のチャンネルへ掲載する行為は著作権侵害にあたるとして、「法に基づき徹底的に対応する」としています。
同社はコメント欄でも補足説明を行い、現在、映画のフル動画が無断で各種プラットフォームに投稿されるケースが相次いでいると指摘。そのため、今回あらためて警告を出したと説明しました。
一方で、同社から正式に提供・許可された素材を使用した映画プロモーションは著作権侵害には該当しないとしています。
また、「映画レビューでスクリーンショットを使ってもよいのか」「予告編へのリアクション動画は問題ないのか」といった質問も寄せられ、ファイブスター側は「映画予告編のレビューやリアクションは可能」と回答しました。
コメント欄では、「Netflixで配信してほしい」「DVDやBlu-ray、4K版を販売してほしい」といった声も多数投稿されました。特に、過去のタイ映画作品について「視聴手段が少ない」「配信されていない名作が多い」との意見が相次ぎ、正規視聴環境の拡充を求める声も広がっています。
一方で、「違法アップロードはすでに大量に存在している」との指摘や、「映画スパイラー動画への対応なのでは」と推測するコメントも見られ、タイ映画業界における著作権問題への関心の高さがうかがえます。
なお、タイランドハイパーリンクスのYouTubeチャンネルで公開している映画予告編などについては、いずれも権利元から提供・許可を受けた素材を使用しています。
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