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タイ特別捜査局(DSI)は、スラタニ県入国管理局と合同で、シンガポール国籍の女をサムイ国際空港で逮捕したと発表しました。女は、タイ人を名義人とするいわゆる「ノミニー」ネットワークを通じ、サムイ島で外国人に認められていない事業を行っていた疑いが持たれています。
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逮捕されたのは、シンガポール国籍の容疑者。DSIによると、2026年5月4日午後7時50分ごろ、スラタニ県サムイ島のサムイ国際空港で身柄を確保されました。
容疑者には、外国人事業法に基づき、許可なく外国人が事業を共同運営した疑いのほか、タイ国籍者に支援させて外国人の事業運営を可能にし、法を回避または違反した疑いがかけられています。また、法人の役員または権限を持つ立場として、法人による違法行為を認識しながら適切な防止措置を取らなかった疑いもあるとされています。
この事件はDSI保安事件部の特別事件第8/2567号として扱われています。DSIによると、容疑者はスラタニ県内の会社役員として、タイ人を名義人にして会社を設立させ、法律上認められていない事業を行っていたとみられています。
逮捕時、当局は容疑者に対して容疑内容と権利を告知。拘束中の映像・音声記録も行われ、拷問および強制失踪防止法に基づく手続きも実施されたということです。その後、容疑者は担当のDSI捜査官に引き渡され、法的手続きが進められています。
タイでは、外国人による事業運営に一定の制限があり、タイ人を名義上の株主や代表者にして実質的に外国人が事業を支配する「ノミニー」問題がたびたび摘発の対象となっています。観光地として外国人投資も多いサムイ島では、今後も同様の取り締まりが続くとみられます。
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