THAILAND HYPERLINKS ไทยแลนด์ ไฮเปอร์ลิงค์ タイ旅行やタイ生活とタイエンタテイメントのポータルサイト

タイの4月インフレ率2.89%上昇、燃料・交通費・外食価格が押し上げ

2026年5月6日 配信

タイ商務省貿易政策戦略事務局(TPSO)は2026年5月、2026年4月の消費者物価指数(CPI)が103.03となり、前年同月比で2.89%上昇したと発表しました。燃料価格や公共交通運賃、調理済み食品、生鮮野菜などの値上がりが主な要因とされています。

★こんな記事も読まれています★
タイのホテル予約が20~30%減、原油高と航空便減少がローシーズン直撃



発表によると、食品・飲料以外のカテゴリーは前年同月比で4.14%上昇しました。特にディーゼル、ガソホール、ガソリンなどの燃料価格が上昇し、航空運賃、スクールバス、ロットゥー、地下鉄、エアコンバスなどの公共交通運賃にも影響が出ています。このほか、家賃や一部の清掃関連サービスも上昇しました。

一方、食品・ノンアルコール飲料は0.98%上昇しました。値上がりした品目には、調理済み食品、カオゲーン、クワイティアオ、ライム、きゅうり、長豆、ネギ、パクチー、白菜、ガパオ、卵、米、鶏肉、飲料、魚介類などが含まれています。

前月比では、2026年4月のCPIは2.75%上昇しました。中東情勢の影響を受けた世界的な原油価格の上昇により、国内の燃料価格が上昇し、それに伴って航空運賃、ロットゥー、スクールバス、エアコンバス、ソンテウ、バイクタクシーなどの運賃も上昇しました。

食品分野では、猛暑の影響で市場への供給が減少したことから、生鮮野菜や卵の価格が上昇。豚肉や鶏肉についても、飼料費や輸送費の上昇を背景に値上がりしました。さらに、クワイティアオ、調理済み食品、カオゲーンなども、コスト上昇を受けて価格が上がっています。

2026年1月から4月までの平均CPIは、前年同期比で0.32%上昇しました。5月についてもインフレ率はプラス圏で推移する見通しで、商務省は燃料価格、調理済み食品、肉類、交通費、日用品価格の上昇圧力を主な要因として挙げています。

一方で、政府による生活費支援策、電気料金の抑制、果物価格の回復の遅れなどは、物価上昇を抑える要因になるとしています。商務省は2026年通年のインフレ率について、1.5~2.5%、中央値2.0%との見通しを示しました。

なお、タイメディアKhaosodは、カオゲーンなどの一皿料理が全国的に平均5~10バーツ程度値上がりしているとも伝えています。燃料価格や輸送費の上昇が、タイの庶民的な食事にも影響を及ぼし始めています。

■The Consumer Price Index for April 2026