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バンコク都庁と警察は2026年4月9日、ソンクラーン期間中の安全対策について共同会見を行い、AIを活用した監視体制の強化など新たな取り組みを発表しました。
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会見はバンコク都庁の指令センターで行われ、都知事や警察幹部らが出席。期間中(4月10日〜16日)は、同センターを拠点に24時間体制で状況を監視し、リアルタイムで指示・対応を行うとしています。
今回の特徴は、AIとCCTVを組み合わせた監視システムの本格導入です。カオサン通りやシーロム通りなど主要エリアでは、顔認証システムを使って指名手配者データベースと照合し、不審者を検知すると現場の警察に即時通知されます。
さらに、人の流れを把握する「人数カウント」や「混雑度分析」も導入され、過密状態をリアルタイムで把握し、安全確保に活用されます。
過去の試験運用では、約72万5,000人が集まった中で256件の手配情報を検出し、7件の逮捕につながったとされ、技術の有効性が確認されています。
バンコク都内には約6万5,000台のCCTVが設置されており、カオサン通り(194台)、シーロム通り(158台)など主要イベントエリアに集中配備されます。加えて、民間施設のカメラも指令センターに接続され、監視体制が拡張されます。
また、安全対策として、検問所の設置、医療・救助チームの待機、消防・交通管理体制の強化なども実施。水かけイベントは全エリアで22時までに制限されます。
警察は、大規模な水かけエリアとして、主要14カ所、中規模14カ所、小規模4カ所などを管理対象とし、各入口には検査機器やCCTVを設置。スリや盗難などの犯罪防止を強化します。
さらに、救急車が通行できなくなる事態を防ぐため、「道路を封鎖しない」よう市民や観光客に協力を呼びかけています。
当局は、行政・警察・民間が連携し、都市全体で安全を確保する体制を構築することで、安心してソンクラーンを楽しめる環境づくりを目指すとしています。
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