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タイ北部チェンマイ県が、世界遺産登録に向けて重要な節目を迎えます。ユネスコは2026年6月、チェンマイを訪れ、世界遺産登録を目指す対象エリアの現地評価を行う予定です。評価は、タイ側が提出した登録申請書類を踏まえ、実際の文化的景観や保存状況を確認するために実施されます。現地メディアのチェンマイニュースがつたえています。
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チェンマイの世界遺産登録に向けた取り組みは2015年に始まり、長期にわたって準備が進められてきました。今回の現地評価は、タイ政府が今年初めに最終版の申請書類を提出したことを受けたものです。地元行政によると、評価対象は市内の歴史的・文化的価値を示す複数の重要地点とされています。
今回の申請の特徴は、遺跡として保存されるだけの場所ではなく、人々が現在も生活し、信仰や文化を継承している「生きた文化遺産(Living Heritage)」としての価値を前面に打ち出している点です。これは、都市としての機能と歴史的景観が共存していることを評価軸とするものです。
現地評価では、以下の8つの戦略的文化的景観が対象とされています。
主要寺院群(7か所)
ワット・チェンマン
ワット・プラシン
ワット・チェディルアン
ワット・プラタート・ドイステープ
ワット・スアンドーク
ワット・チェットヨート
ワット・ウモーン
歴史都市構造
チェンマイ旧市街の城門群
城壁の四隅に位置する要衝(ジャーン)
市街地を囲む堀
6月の現地評価が計画通り進めば、評価結果を踏まえた正式な審査は2026年後半に行われる見通しです。登録が実現すれば、チェンマイはタイで初めて「生きた都市」としての性格を持つ世界遺産となる可能性があります。
地元では、文化遺産の保全と観光・地域経済の持続的な発展を両立させる契機になることが期待されています。
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