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タイ警察中央捜査局(CIB)は2025年12月20日、チョンブリ県パタヤ中心部で違法に電子たばこを製造・販売していたとみられる拠点を摘発し、中国国籍の男1人を逮捕したと発表しました。押収品の総額は約1,000万バーツに上るとしています。
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発表によりますと、経済犯罪取締部の捜査により、ノンプルー地区の住宅1軒を家宅捜索した結果、即使用可能な電子たばこ用カートリッジ(いわゆる「ポッドK」)4,945個のほか、製造用とみられる資材が大量に見つかりました。押収品には、精神作用物質タイプ2に分類されるエトミデートとみられる粉末約3,800グラム(11袋)、空のカートリッジ約15,000個、コイル約18,000点、電子たばこ用リキッド85ガロン、製造・充填用の機材などが含まれます。
逮捕されたのは36歳の中国人男で、未通関品の所持・販売への関与や、関係法令に基づく安全委員会の命令不履行などの容疑がかけられています。捜査当局は、同容疑者が同住宅を拠点に、観光客にも人気のある「ポッドK」を仲介業者へ大量に供給していた疑いがあるとしています。
容疑者は取り調べに対し、家の管理や配送を指示どおり行う雇われ人で、月給4万バーツを受け取っていたと供述し、違法性や製造方法については知らなかったと一部否認しています。実質的な所有者はすでに中国へ出国したと説明しているということです。
警察は、容疑者を経済犯罪取締部の捜査官に引き渡し、関係法令に基づき捜査を進めています。
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