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日本ハム株式会社は2025年10月29日、タイ最大の食品企業チャロン・ポカパン・フーズ（CPF）と、豚肉加工品の製造を行う合弁会社を設立する契約を締結したと発表しました。
新会社「CPF NH Foods Company Limited」は、タイ東部チャチュンサオ県に設立予定で、資本金は18億バーツ（出資比率：CPF51％、日本ハム49％）。2026年3月までにCPFグループの工場を取得し、約78品目の豚肉加工品を製造します。
両社は、CPFの流通・調達力と日本ハムの加工技術を融合し、タイや日本をはじめアジア各国での新商品開発と販売を進める方針。日本ハムの井川伸久社長は「アジアでの協業を強化し、たんぱく質の新たな価値創造に挑戦する」とコメントしています。
■新会社の概要（予定）
名称：CPF NH Foods Company Limited（シー ピー エフ・エヌ エイチ フーズ株式会社）
所在地：タイ・チャチュンサオ県
代表者：Wanthanee Chamnanshettakarn氏
資本金：18億タイバーツ（初回3億バーツ）
出資比率：CPF Food and Beverage Co., Ltd.（CPFFB）51％、日本ハム49％
設立時期：2025年11月予定
事業内容：豚肉加工品の製造
設立後は、CPFFBが保有するタイ国内の**ペットリウRTE工場（Paet Riew RTE Factory）**を2026年3月に取得予定。約340名の従業員を擁し、約78品目の豚肉加工品を製造する計画です。
