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タイの「新道らぁ麺」が日本初上陸、新横浜ラーメン博物館 地下2階

2025年10月17日 配信

タイの「新道らぁ麺」が、ついに日本へ初上陸します。新横浜ラーメン博物館(横浜市港北区)は2025年10月28日(火)、地下2階に「新道らぁ麺」をオープンすると発表しました。



この出店は、日本のラーメン文化を海外から“逆輸入”する人気プロジェクト「逆輸入ラーメン」シリーズの第6弾で、実施は7年ぶりとなります。これまでアメリカ、ドイツ、イタリア、カナダなどで展開されてきたシリーズに続く形です。

タイ発の“情熱の結晶”、日本へ凱旋

「新道らぁ麺」は、バンコク郊外に店舗を構え、予約開始と同時に満席となるほどの人気を誇るラーメン店です。店主のチャワポン・リーピパットパイブーン氏(通称ジョー)は、元エンジニアという異色の経歴を持ち、日本留学中に出会ったラーメンの奥深さに魅せられ、自ら技術を磨き上げました。

パートナーのスパシット・ラパーティクル氏(通称デュー)は、日本の製麺学校で学び、国産小麦をタイに輸入するなど、麺づくりに強い情熱を注ぎ続けてきました。二人の探究心と努力が結実し、「タイで最も予約が取れないラーメン店」と称されるまでになりました。

この情熱は日本でも高く評価され、「飯田商店」の店主・飯田将太氏は「彼らの探求心には脱帽。日本人が置き忘れた熱いものを感じる」とコメント。また「支那そばや」の佐野しおり氏も、今回の出店を全面的にサポートしています。

日本とタイの“旨味理論”が融合した一杯

「新道らぁ麺」の最大の特徴は、和風出汁とタイの旨味文化を掛け合わせた“新しいかえし”です。
大量のあさりを煮出し、羅臼昆布や干し椎茸を加えた出汁に、タイ産の高級ナンプラーやオイスターソースをブレンド。塩味に頼らず、旨味の層で味を支える新しいスタイルを確立しています。

香味油は、ムール貝をじっくり揚げて作る「ムール貝油」と、煮干しを鶏油に移した「煮干し油」の二重構造。名古屋コーチンを中心としたスープに、北海道・美瑛産「春よ恋」を使用した中細ストレート麺が見事に調和します。

“淡麗のその先”を目指したこの一杯には、日タイ両国の技術と情熱が詰まっています。

店舗情報

  • 店舗名:新道らぁ麺

  • 出店開始日:2025年10月28日(火)

  • 場所:新横浜ラーメン博物館 地下2階

  • 営業時間:平日 11:00~21:00(L.O 20:30)/土日祝 10:30~21:00(L.O 20:30)

  • 定休日:年末年始(12月31日・1月1日)

  • 所在地:横浜市港北区新横浜2-14-21

  • 電話番号:045-471-0503

  • 入場料:大人450円、小中高校生100円、シニア100円、未就学児無料

  • 公式サイトhttps://www.raumen.co.jp/

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