パタヤ沖でフェリーから海へ飛び込み、沖へ泳ぎ続けた外国人男性を救助

2025年10月9日午前9時20分ごろ、チョンブリ県パタヤ沖の海上で、アメリカ人男性（36歳）がフェリーから突然海に飛び込み、沖合へ泳ぎ出す出来事がありました。現場はラン島へ向かう途中の海域で、クロック島とサーク島の間、およそ800メートルの地点でした。各報道が伝えています。

当時フェリーには多くの観光客が乗っており、男性が船首から飛び込む様子を目撃。乗客が船長に知らせ、フェリーは救助のために進路を戻しました。しかし男性は助けを拒むように手を振りながら泳ぎ続けたといいます。

その後、パタヤ市の海上救助隊、警察署、観光警察などが出動し、ゴムボートなどを使って救助活動を実施。男性は救助されても再び海へ飛び込むなど抵抗を続け、約1時間にわたり海上で混乱が続きました。最終的に保護され、パタヤビーチ前の警察署付近に連れ戻されました。

男性は警察の調べに対し、「海で泳ぎたかっただけで、自力でラン島まで戻るつもりだった」と説明しています。ただし、当時の様子に不審な点があったため、警察は念のため病院での検査を行い、今後の対応を検討しています。