パタヤでタイ人女性が8階から転落し重体

タイ東部チョンブリ県パタヤで2025年10月7日未明、31歳のタイ人女性がコンドミニアム8階から転落し、重傷を負う事故がありました。各報道が伝えています。

警察と救急隊が現場に駆けつけたところ、15階建ての建物裏手の地面に倒れている女性を発見。女性は意識がなく、呼吸は弱く、右腕の骨折や口・鼻からの出血が確認され、救急隊によりパタヤ市内の病院へ搬送されました。

女性の母親（58）は、転落当時は部屋で就寝中で、娘がどのようにして転落したのか分からなかったと話しています。コンドミニアムの警備員から連絡を受け、急いで駆けつけたといい、突然の出来事に強いショックを受けたと述べました。

母親によると、娘は脳卒中を患ってから1年以上闘病しており、最近、身体障害者（移動・身体機能に関する障害）として登録されたばかりでした。また、近隣住民から病状についてからかうような言葉をかけられることがあり、精神的に落ち込んでいたといいます。医師の処方で抗うつ薬の服用を始めたばかりでした。

警察は、転落の経緯や原因について詳しく調べています。