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タイ中部ノンタブリー県で2025年10月4日、日本語通訳のタイ人男性が落とした財布を拾ったタクシー運転手が、現金を使い込んだうえで返却を拒否したとして、警察に被害届を出しました。警察は横領容疑で捜査を進めています。各報道が伝えています。
事件が起きたのは2025年9月27日午後3時ごろ、ノンタブリー県内のガソリンスタンドです。男性がバイクで発進した際、黒い財布が地面に落下。その直後、後ろを走っていた緑と黄色のタクシーが停車し、運転手が財布を拾って立ち去る様子が防犯カメラに記録されていました。
財布には現金2,080バーツのほか、クレジットカード、ATMカード、身分証明書などが入っていました。警察の捜査で運転手の身元が判明し、事情を聞いたところ、書類類は郵便で返送したものの、現金は800バーツを燃料代に、残りも使ってしまったと説明。財布本体も返していません。
男性は、運転手が素直に返却するなら処罰は求めず謝礼を渡す考えでしたが、運転手が「返さない」と明言したため、10月4日に警察署を訪れて正式に被害届を提出しました。
警察によると、この行為は「遺失物横領」にあたり、最高で3年の禁錮刑が科される可能性があります。今後、運転手の呼び出しと法的手続きが進められる見通しです。
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