タイ空港局、6地方空港で空港使用料を値上げ～10月から一律25バーツ引き上げ

タイ運輸省空港局（Department of Airports：DOA）は2025年10月1日より、同局が管轄する地方空港6か所で、出発旅客サービス料（Passenger Service Charge：PSC／空港使用料）を一律25バーツ値上げすると発表しました。対象となるのは、国内線・国際線いずれの利用者も含まれます。

値上げが実施されるのは以下の6空港です。
・クラビー空港（KBV）
・スラタニ空港（URT）
・ウボンラチャタニ空港（UBP）
・コンケーン空港（KKC）
・ナコーンシータンマラート空港（NST）
・ピッサヌローク空港（PHS）

これにより、PSCの新料金は以下の通りとなります。

国際線：1人あたり425バーツ（従来400バーツ）
国内線：1人あたり75バーツ（従来50バーツ）

新料金は、2025年7月1日以降に発券された航空券で、10月1日以降に出発する便から適用されます。空港使用料は航空券代金とあわせて航空会社が徴収します。

今回の値上げは、運営コスト上昇への対応と空港サービス向上のためとされています。一方で、DOAが管轄するその他の地方空港では、現行のPSC料金が引き続き適用されます。