パタヤでミャンマー人グループ摘発、マジックマッシュルーム販売やビザ超過発覚

チョンブリ県パタヤ市で2025年9月24日、警察がミャンマー人グループによる違法薬物販売拠点を摘発しました。現場は「HAPPINESS」という店舗で、表向きは通常営業を装いながら、実際には幻覚作用のある“マジックマッシュルーム”を販売していたとされています。

警察は潜入捜査ののち、9月24日午後5時ごろに急襲。店内からミャンマー国籍の男女3人を逮捕しました。押収品として、乾燥きのこが入った袋や瓶のほか、取引に使われていたとみられるQRコードの決済用表示などが確認されました。

逮捕された3人は容疑を否認しましたが、現場での証拠や状況から、麻薬取締法に基づき「カテゴリー5に指定される薬物の所持・販売」の疑いで取り調べが進められています。さらに、ビザの期限を200日以上超過して滞在していた者や、労働許可証を持たずに働いていた者も含まれており、不法就労や不法滞在、さらに警察の職務執行を妨害した行為についても追加で立件される見通しです。

警察は3人をパタヤ警察署に移送し、関係法令に基づき厳正に処理するとしています。今回の摘発により、観光地パタヤで横行していた違法薬物の一端が明らかになり、当局は引き続き取り締まりを強化する方針です。