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バンコク道路大規模陥没現場をアヌティン首相が視察

2025年9月25日 配信

©バンコク都

バンコク・ドゥシット区のワチラ病院前で2025年9月24日に発生した大規模な道路陥没について、アヌティン・チャーンウィーラクン首相が現場を視察しました。視察には、チャッチャート・シッティパン都知事、MRTA(タイ高速鉄道公社)のカイパジョン総裁、防災局(DDPM)関係者らが同行しました。危険地域の住民はすでに避難済みで、原因調査はMRTAが主導しています。タイ政府メディアNNTが伝えています。

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アヌティン首相は各機関に対し、公共の安全を最優先に現場の安定化と原因究明に取り組むよう指示しました。今回の陥没はMRTパープルライン工事区域に関連している可能性があるとされています。また、首相は新任の保健相と調整し、バンコク市内の病院業務が途絶えないよう患者搬送や診療体制の確保も進めるよう求めました。

チャッチャート都知事によると、バンコク都庁はMRTA、電力公社、水道公社などと連携し、さらなる地盤沈下を防止する作業を実施中です。ワチラ病院の外来診療は混雑回避のため一時停止され、道路反対側の警察本部前に約100メートルの危険区域が設定されました。降雨による浸食拡大に備えて排水ポンプも準備されています。

MRTAの初期調査では、地下トンネルの接合部に地下水や土砂が流入したことが陥没の一因とみられています。現在、地盤の安定化と復旧作業が進められています。

さらに、防災局は現場指揮所に24時間体制のチームを配置し、情報監視や各機関との調整、バンコク都の支援を行っています。

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