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バンコクの都市鉄道レッドラインとパープルラインで導入されていた20バーツ均一運賃制度が、2025年9月30日をもって終了します。各報道が伝えています。
10月1日からは通常の距離別運賃に戻り、レッドラインは12〜42バーツ、パープルラインは14〜42バーツとなります。学生や高齢者、子どもなどへの割引制度は引き続き適用されます。
この20バーツ運賃は、2023年10月16日に導入され、利用者の負担軽減を目的とした政策として注目を集めました。しかし、2025年7月8日の閣議決定により、当初予定されていた11月末までの実施期間が短縮され、2か月早く終了することとなりました。
運行を担うSRTエレクトリファイド・トレイン社(レッドライン)とタイ都市鉄道公団(MRTA、パープルライン)は、運賃移行に向けて運輸省と連携し準備を進めています。
平日の平均利用者数は、パープルラインで約8万1,000〜8万8,000人、レッドラインで約4万1,000〜4万5,000人にのぼります。9月17日には、パープルライン8万5,838人、レッドライン4万1,330人が利用しました。
距離別運賃に戻ることで多くの通勤者の負担は増える見込みですが、学生や高齢者への割引、定期券の利用などが負担軽減策になるとみられます。
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