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タイがアジアで初めて、世界最大級のエレクトロニック・ダンス・ミュージック(EDM)フェスティバル「Tomorrowland(トゥモローランド)」を開催することが正式に決まりました。タイ内閣は、2026年から2030年までの5年間、毎年同フェスを開催するための予算20億バーツの拠出を承認しました。2025年8月28日にタイ広報局が伝えています
観光スポーツ相によると、初回となる2026年12月の「Tomorrowland Thailand」は、チョンブリ県バンラムン郡にある「Wisdom Valley」を会場に金曜から日曜までの3日間にわたり行われます。会場は東部経済回廊(EEC)内に位置し、約250~350ライ(99~138エーカー)の広さを誇り、大規模イベントに対応できる設備と交通アクセスを備えています。ウタパオ国際空港から車で約45分、スワンナプーム空港からは約90分で到達可能です。
周辺のバンラムン郡には3,500軒以上、合計6万6,000室の宿泊施設があり、電力・通信といった基盤インフラや国際水準の医療機関も20~35分圏内に整っています。観光スポーツ省は「Tomorrowland」の開催を通じ、タイが世界的なイベント開催地としての評価を高め、今後さらなる国際イベント誘致につながることを期待しています。
初回開催では、ベルギー本国の「Tomorrowland」と同様に、旅行パッケージ付きチケットの販売も予定されており、音楽と観光を組み合わせた新たな体験が提供される見通しです。
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