ワット・プラヤイ（パタヤ）の大仏の階段で出会った抱接ヒキカエル

タイ東部チョンブリ県の世界的ビーチリゾート・パタヤ。その高台にあるワット・プラヤイ（Wat Phra Yai）は、1977年に建立されたチョンブリ県最大の仏像が安置されている寺院です。高さ約18メートル、幅約10メートルの金色のビッグ・ブッダは圧巻で、その周囲には生まれ曜日ごとの守護仏が並びます。境内からは街とビーチを一望でき、観光客にも人気のスポットです。

その荘厳な大仏へと続く階段を登っていると、足元に不思議な光景が。

石畳の上でじっと寄り添う2匹のヒキガエル。大きな方がメスで、その背中に小さなオスがしっかりしがみついています。これはカエルの繁殖行動で「抱接（ほうせつ）」と呼ばれるもの。メスが卵を産むと同時にオスが精子を放出し、受精を行う仕組みなのだとか。

大仏を見上げる荘厳な時間の一方で、階段の片隅では小さな命の営みがひっそりと進行中。観光客も足を止め、思わずカメラを向けていました。

ワット・プラヤイ

Wat Phra Yai  วัดพระใหญ่

［住所］
Pattaya City, Bang Lamung District, Chon Buri 20150

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