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【バンコク】タイの英字新聞「バンコクポスト」は2025年7月28日、Facebookページへのアクセス制限を一時的に導入したと発表しました。これは、カンボジアから発信されたとみられるサイバー攻撃への対応措置です。
バンコクポストによると、今回の攻撃は情報戦(Information Operation)の一環とされ、不適切な画像やメッセージがコメント欄に大量に投稿されるなど、Facebookページが集中的な嫌がらせの標的となりました。
加えて、同紙のウェブサイトとFacebookページは、2日間にわたって分散型サービス妨害(DDoS)攻撃を受け、特定のページが断続的に閲覧不能となる障害が発生。攻撃は合計で2億5000万件を超えるリクエストに達し、システムに大きな負荷がかかりました。
これを受けてバンコクポストは、Facebookの設定を変更し、カンボジアのIPアドレスからのアクセスを制限。この措置により悪意ある投稿は大幅に減少したものの、一部の攻撃的コンテンツは依然としてフィルターをすり抜けている状況です。
同紙は「現在も状況を注視しており、ユーザーの安全とプラットフォームの信頼性を守るために、必要に応じてさらなる対策を講じる」としています。
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