両替レート
|
|

世界のパスポートを“ビザなし渡航可能な国・地域数”でランク付けした「ヘンリー・パスポート・インデックス2025年版」が発表されました。最新のランキングによると、タイのパスポートは62位で、81の国・地域にビザなしで渡航可能となっています。
今回の調査では、シンガポールが193か国にビザなしで入国できる世界最強パスポートとして1位に。続く2位には日本と韓国(190か国)、3位にはフランスやドイツなどのEU7か国(189か国)が並び、アジア勢と欧州勢が上位を固める結果となりました。
一方で、アフガニスタン(25か国)が最下位となり、最上位との差は168か国に達するなど、世界の移動の自由には大きな格差があることも浮き彫りとなりました。
インドは過去半年で8ランク上昇し77位に、UAE(アラブ首長国連邦)は10年間で34ランク上げて8位に浮上し、目覚ましい躍進を見せました。
ヘンリー&パートナーズの専門家は、「パスポートは国の外交力や国際的信頼の象徴」と指摘。中国やサウジアラビアなども外交戦略としてビザ免除を拡大しており、「戦略的モビリティ」が注目されています。
ランキングは国際航空運送協会(IATA)の公式データに基づいており、ビザなし渡航可能な国・地域数を毎年分析。国の外交姿勢やビザ政策の変化が、こうした“パスポート力”にダイレクトに反映される仕組みとなっています。
■Asian Nations Dominate Passport Power Ranking as US and UK Continue to Decline
関連記事
新着記事